Azure App Service on LinuxのコンテナをCLIで更新する方法
CLIでコンテナを更新したい
Connect(); 2016にあわせ、Azure App Service on Linuxのコンテナ対応が発表されました。Azure Container Serviceほどタップリマシマシな環境ではなく、サクッと楽してコンテナを使いたい人にオススメです。
さっそくデプロイの自動化どうすっかな、と検討している人もちらほらいらっしゃるようです。CI/CD側でビルド、テストしたコンテナをAPIなりCLIでApp Serviceにデプロイするやり口、どうしましょうか。
まだプレビューなのでAzureも、VSTSなどCI/CD側も機能追加が今後あると思いますし、使い方がこなれてベストプラクティスが生まれるとは思いますが、アーリーアダプターなあなた向けに、現時点でできることを書いておきます。
Azure CLI 2.0
Azure CLI 2.0に"appservice web config container"コマンドがあります。これでコンテナイメージを更新できます。
すでにyourrepoレポジトリのyourcontainerコンテナ、タグ1.0.0がデプロイされているとします。
$ az appservice web config container show -n yourcontainerapp -g YourRG
{
"DOCKER_CUSTOM_IMAGE_NAME": "yourrepo/yourcontainer:1.0.0"
}
新ビルドのタグ1.0.1をデプロイするには、update -c オプションを使います。
$ az appservice web config container update -n yourcontainerapp -g YourRG -c "yourrepo/yourcontainer:1.0.1"
{
"DOCKER_CUSTOM_IMAGE_NAME": "yourrepo/yourcontainer:1.0.1"
}
これで更新されます。