Bash on WindowsでNode開発環境を作る
Bash on Windows 現時点での使いどころ
Windows 10 Anniversary Updateでベータ提供がはじまったBash on Ubuntu on Windows、みなさん使ってますか。わたしは、まだベータなので本気運用ではないのですが、開発ツールを動かすのに使い始めてます。Linux/Macと同じツールが使えるってのは便利です。
たとえばNodeのバージョン管理。Windowsにはnodistがありますが、Linux/Macでは動きません。Linux/Macで使ってるNVMがWindowsで動いたら、いくつもバージョン管理ツールを覚えずに済むのに!あ、Bash on Windowsあるよ!!おお、そうだな!!!という話です。
最近、Azure FunctionsでNode v6.4.0が使えるようになったので、「これからバージョン管理どうすっかな」と考えていた人も多いのでは。それはわたしです。
NVMのインストール
- Bash on Ubuntu on Windowsを入れます (参考)
- Bash on Ubuntu on Windowsを起動します
- build-essentialとlibssl-devを入れます
sudo apt-get install build-essential checkinstall
sudo apt-get install libssl-dev
- インストールスクリプトを流します
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.31.7/install.sh | bash
バージョンアップを考慮し、インストールのつど公式ページを確認してください。
以上。
NVMの使い方
nvm install 6.4.0
指定のバージョンをインストールします。
nvm use 6.4.0
使うバージョンを指定します。
簡単ですね。
cd /mnt/c/your_work_directory
node ./index.js
なんて感じで、書いたコードをテストしちゃってください。
なお、Visual Studio Code使いの人は統合ターミナルをBashにしておくと、さらに幸せになれます。