April 13, 2014

うちのクラウド、空いてます

無限なんてあり得ない

「お客様はキャパシティのことを気にすることはありません。事実上無限、それがクラウドのメリットです!!」なんていうクラウドサービスのうたい文句、けっこう目にします。

そのいっぽうで、「1000台のサーバーを1時間だけ使って、料金は数万円で済みました」という事例をアピールしているサービスの、別ユーザーが「この前、数10台のサーバー追加を依頼したら、在庫切れって言われてねぇ」と言っていたり。

クラウドコンピューティングの概念は雲かもしれませんが、その向こうには物理リソースがあるわけで、無限というのは、残念ながら無理があります。

空いているときもあれば、空いていない時もあります。また、事業者によって、キャパシティプランニングのスタンスは違います。規模も違います。

空き状況を公開すると面白いかも知れない

駐車場の空き状況がわかる街があります。便利です。最近はWebでレストランの空きがわかるサービスもあります。これまた便利。

また、震災以降、電力の需給状況が可視化されました。どのくらい余裕があるか、を意識できるようになっています。便利という話ではないですが、リソースの空きを意識して生活している、身近な例ではないでしょうか。

そこで、クラウドサービスでも、リソースの空き状況を公開すると面白いのになぁ、と思うのです。でもわたしは、そのようなサービスを見たことがありません。

ユーザーがそのサービスを判断する情報になりますし、電力事業者間で電力をやりとりしているように、事業者間でリソースを融通するような、新しい仕組みにつながる気もします。

ビジネス上、難しいことは重々承知で書いています。でも、クラウドサービスが本当に「ユーティリティ」を目指すのなら、いつか問われる課題ではないかと。

みなさんは、どう思われますか?

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