Vagrant-hpからVagrant-openstack-pluginへ
ツールやSDKはボチボチ集約したほうが
これまでHP Public CloudむけのVagrantは、vagrant-hp plug-inを使ってました。でも最近、より汎用的で開発が活発なvagrant-openstack-pluginへ鞍替えを画策しております。そろそろOpenStackのツールやSDKは、スタンダードになりそうなものを盛り上げた方がいいかな、と思っていたところだったので。
多様性はオープンソースの魅力ですが、選択肢が多すぎるとユーザーは迷子になります。OpenStackのアプリデベロッパーは増えつつあるので、そろそろコミュニティでツールやSDKの集約を考える時期かなあ、と。
さて、このPlug-in、あまり情報ないので、使用感をまとめておきます。
前提条件
- Vagrant 1.6.3
- vagrant-openstack-plugin 0.8.0
- HP Public Cloud (2014/9/6)
プラグインのインストールと前準備
Githubを見て、プラグインのインストールとboxファイルの作成を行ってください。boxファイルがない状態でvagrant upすると怒られます。
ではVagrantfileを見てみましょう
これがわたしが作ったVagrantfileです。見ての通りですが、以下に補足します。
- フレーバーとイメージ名は正規表現で指定できます。
- OpenStack CLI群と同じ環境変数を使ってます。
- Floating IPは":auto"指定にてVMへ自動割当できますが、IPは事前に確保しておいてください。
で、ふつーに動きます。乗り換え決定です。
スナップショット便利
vagrant-hpでは使えなかったはず。こいつは便利だ。
$ vagrant openstack snapshot -n lab01_snap
==> default: This server instance is snapshoting!
==> default: Snapshot is ok